学校のテストには出ない、大切なコト
部活動ってどうなの?
子どもから、「部活って、しなくちゃいけないのかな?」と相談された時、
皆さんはどう答えますか?
1. 「大学受験に関係ないから」と言って部活に入るのを反対する
2. 「やった方がいいわよ」と答える
3. その他
毎年4月終わりから5月初旬に掛け、テレビや新聞でモンスター新入社員特集が取り上げられます。
- 挨拶が出来ない / - 礼儀を知らない
- 遅刻・休みが多い / - 仕事へのやる気がない
といった、先輩社員や上司のコメントが拾われます。
「今の若い人たちは、あまりに社会人としての常識に欠ける」
といった苦言だけに終わらず、中には
「辞めちゃえばいい」、「いらない」 といった厳しい発言も…。
そんな冷たい風当たりを前に、「面白くない」と感じる新入社員の中には、会社を辞めてしまう人も少なくありません。
【2007年度統計】厚生労働省公表値
○ フリーター:181万人 ○ ニート(若年無業者):62万人
どんなに成績が優秀であっても、皆さんのお子さんがフリーターやニートになる可能性は十分にあるのです。
部活で学ぶ"礼儀"や"敬語"
お隣りの韓国では、親と話をする時は "敬語"を使うのが一般的なのだそうです
しかし日本の場合は、お父さんやお母さんに対して「敬語を使う」という家庭は、今ではとても少ないようです。
学校も、担任の先生と「タメ口」で話す生徒が珍しくありませんし、先生側も、生徒の「良き相談相手」になろうとして(?)、生徒のタメ口を容認している方もいます。
敬語を使う場がなければ、「敬語が使えない人間」になるのは当然のこと。
しかし、部活動の中では、先輩に対する「タメ口」はまず許されません。
「礼儀」や「敬語」について、親や学校の先生よりはるかに厳しいのが部活の先輩です。
子どもたちが、社会で必要な礼儀をきちんと学べる場は、今は部活動だけなのかもしれません。
部活で学ぶ"協調性"
日常生活の中で、子ども達は自分の好きな人とだけ、話をしたり遊んだりしています。
学校では、嫌いなクラスメイトと無理して話をすることはありませんし、塾に行っても同じです。
自宅に帰れば、そこにいるのは家族だけ。
もちろん、友達や家族とケンカすることもありますが、
そんな時は「目を合わさない・話をしない」なんてことが出来てしまいます。
つまり「自分に都合の良い人とだけ話をする」という生活を送っているのです。
しかし、部活動ではそれができません。
相性の合わない人がいても、嫌いな先輩がいても、同じ部にいる以上、話をしたり、一緒にプレーをしなければなりません。
これは、会社の中も全く同じ。
職場が、「お気に入りの同僚や先輩ばかりで、取引先の人たちもみんな良い人ばかり」などという夢のような環境はまずありません。(残念ながら…)
一癖も、二癖もある人ともコミュニケーションを取り、仕事をしていかなければなりません(涙)
部活動は、様々な人間関係の中で、協調性や人付き合い(コミュニケーション能力)を養うことができる機会でもあるようです。
部活で学ぶ"達成感"
体育会系の部活なら、
一年生はボールなんて触らせてもらえず、毎日走りこみや素振りの練習ばかりかもしれません。
また、「球拾い」や「グランド整備」、「部室・用具掃除」のような裏方作業ばかりかもしれません。
試合という華やかなスポットに出るのは先輩だけ。
でも、試合に向けて努力する先輩の姿を見ることも、仲間と地味な練習や裏方作業を積み重ねることも、必ずその子の財産になると思います。
苦労し、努力した時期があればこそ、レギュラーに選ばれたり、試合に勝ったりした時に"達成感"や"満足感"を感じ、それがその子の"自信"となっていきます。
逆に、下積みの経験がない子どもは、会社に入って地味な仕事を任されると「面白くない」と感じてしまいます。
どの会社の仕事も、そのほとんどは「地味な仕事」であり、その地味な仕事の蓄積が、「知識」や「技術」となり、そして「結果」として実を結ぶものですが、地味な努力をしたことのない若者は、そうした作業を「不効率」とか「ムダ」と感じてしまい、仕事に対するモチベーションを持つことができずに、最初から放り出してしまうようです。
"富士山の頂上に立つには、長い裾野を歩かなければならない"
そうしたことを教えてくれるのも部活動のメリットであるように思います。
ひと言コメント
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社会人に要求される様々なものを養うことができる部活動は、子どもに必要な教育であって、それらは「体育の授業」で補完できるものではありません。 「部活しなくちゃいけないかな?」 と子どもから相談された時は、将来社会で生きていく為に「子どもにとってプラスになるかどうか」という大きな観点で相談に乗ってあげて欲しいと思います。 |
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2008年3月に引退された 桑田真澄投手 は、現在少年野球チームの指導をされています。 「地区大会優勝」、「全国大会出場」などを目標に掲げる野球チームが多い中で、彼のチームが掲げている目標は次の3つだそうです。 一、あいさつと返事を大きな声でする 自らの野球を「心の野球」と称し、スポーツには「試合で勝つこと」以上に、学ぶことがたくさんあることを理解されている彼だからこそ、それを子ども達に教えようとしているのだと感じます。 |
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3) 「野球部の思い出」 ・・・・・・(東京都 会社員 Yamamoto)
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