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竹島・尖閣諸島問題で願うこと ≪社会・環境≫ 福島 あおい 高3 2012.8.31

私は小さい頃から、
「モノは大切にしなさい」
と厳しく言われて育ちました。

ムシャクシャして、モノを投げたり、ドアをバシンと閉めたりすると、

「モノに当たるんじゃない!」

と、本題はそっちのけで、きつく叱られました。

「モノは何も悪いことしてないだろ」と。

確かにモノは何も悪くない。

昨今、竹島や尖閣諸島の問題のニュースで、
日本のお店が襲撃されたり、日本製品が壊されたりする映像が流れることがありましたが、そうした映像を見る度に、

「モノに当たんな!」と感じました。

相手のことがどんなに悪くても、どんなに嫌いでも、
モノに当たるのは絶対に良くない。

野蛮と言うか、品がないと言うか、とても子供じみた行為に見え、
見ているこちらがとても悲しくなってしまいます。

8月24日、野田首相が竹島や尖閣諸島をめぐる日本の領有権の
問題について緊急会見しましたが、あの会見の中で

「韓国製品や中国製品を壊すような行為は絶対にしないで下さい」

と国民に訴えて欲しかったです。

また、モノだけでなく、日本に住む韓国人や中国人に対しても
「絶対に危害を加えるような行為はしてはいけない」
と会見の中で言って欲しかったです。

竹島や尖閣諸島の問題は、政治的に決着を付けるべき問題であって、
市民同士が小突き合う問題ではないと思いますので。

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