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園長先生の挨拶 社会 千葉県 会社員 原野かおり 2008.10.21

体育の日、甥っ子の幼稚園の運動会が開催されました。

その応援をする為に、姉の家に母と一緒に前泊し、朝5時起きでお弁当を作り、7時20分には幼稚園に向けて出発しました。

既にたくさんの親御さんたちが来ていて、「運動会ってこんな感じだったかな〜」なんて昔を思い出しながら見ていました。

そして9時になり、園児たちが入場して園庭に並ぶと、
園長先生の挨拶で始まりました。

― 今日は秋晴れの中、みなさんの運動会ということで、

   お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんといった

   家族の方がたくさん応援に来てくれました・・・

お決まりの言葉で始まった挨拶でしたが、その後に続いた言葉が意外でした。

― 園長先生は、みなさんに“ケガをしないように”とは言いません。

えっ?と思ったのは私だけではなかったと思います。

でもその後の言葉を聞いて、私はちょっと感動してしまいました。

― ケガをこわがらずに、全力で走ってください。

   そしてもし、転んでしまったら、

   自分で立ち上がり、また 全力で走ってください。

   今日来ている家族も、

   ここにいる先生たちも、

   皆さんのそういう姿に、惜しみない拍手を送ります。

「ケガのないように…」という保守的な言葉が一般的である中で、
その園長先生の挨拶はとても新鮮に聞こえました。

きっと園の育児方針も、この園長先生の言葉に象徴されているのでしょう。

「大樹はいい幼稚園に通ってるね」

私は隣の母にそう話し掛けました。

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