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ノーカーデー 環境 埼玉県 会社員 コバちゃん 2008.05.20

ベルギーの首都ブリュッセルには、
「ノーカーデー」という日があるそうです。

年に一度の「ノーカーデー」の日は、
市内への自動車の乗り入れが一切禁止され、その代わりにトラムやバス、メトロなどの公共交通機関が無料になるのだそうです。

街は、自転車や歩く人たちばかりののどかな風景に一変し、時間がゆっくりとに流れているように感じるんだよと、友人が話してくれました。

「日本にもノーカーデーを実施している市町村があるのかな?」

そう疑問に思い、ネットで調べてみたところ、
岡山市(岡山)、倉敷市(岡山)、蒲郡市(愛知)、岐阜市(岐阜)などの市役所職員が参加者を募って「ノーカーデー」を実施していました。

ただし、あくまで「ノーカーデー」に賛同する人たちだけが「一日車に乗らない」というもので、「地域全体でのノーカーデー」というイベントを実施している市町村は、日本にはないようです。

ブリュッセルの人口はおよそ100万人。
日本の政令指定都市なみの規模があります。

「ブリュッセルは出来て、日本では出来ない理由などないはず…」
というのが私の素直な気持ちです。

やはりそこに住む人たちのエコ意識の差なのでしょうか。
ちょっと淋しい気がします。

今度の教育改革で、こども達に「愛国心を育む教育」を盛り込むようですが、何の根拠も無い中で、愛国心を「植えつける教育」するより、日本が好きになるような「国づくり」に注力する方が、よほど子どもの教育には良いと感じます。

その為にも、一部の都市なんていう規模でなく、日本全域での「ノーカーデー」が実施できたらステキなんですがね。

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