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介助犬アトム 社会・ほか 愛知県 大学1年 SATOKO 2007.11.15

以前 読売新聞の中部版の「幸せの新聞」という頁に、当時同志社大学大学院の学生だった館林千賀子さんの《アトム日記》というコラムが連載されていました。

舘林さんは、高校二年生の時に交通事故に遭って頚椎(けいつい)を損傷し、車椅子生活になってしまったのですが、その《アトム日記》には、介助犬"アトム"に助けられながらのキャンパス生活が描かれていました。

その舘林さんのコラムが、
《アトムと私》というタイトルで、再び読売新聞の「くらし欄」に復活していました。

それによると、舘林さんは同志社大学大学院卒業後、読売新聞の正社員になったとのこと。

感動的なのは、2007年4月の入社式でのお話。

読売新聞グループの渡辺恒雄会長主筆の挨拶の最後に、
舘林さんとアトムの名前が呼ばれ、次のような言葉があったとのこと。

「館林君。
事故、障害を乗り越えて、精神的な努力に大変な肉体的な努力もあっただろうが、あなたが入社されたことを読売新聞としても誇りに思っております。
その愛犬のアトム君も、辞令を用いず、本日付で正社員とします。」
(同コラムより引用)

2002年10月に「身体障害者補助犬法」が施行されたおかげで、
公共施設や交通機関において介助犬の同伴が法的にも認められるようになったものの、全国にまだ40頭(2007年10月現在)しかいないという現実もあり、まだまだ介助犬の認知度は低いように思います。

是非、Simple-HPでも「介助犬」のことを取り上げていただき、
身体に障害を持つ方にも優しい社会造りにご協力いただけたらと思います。

「介助犬マーク」の認知度を高めるため、トップ頁の≪特殊EYE≫にて取り上げさせていただきました。(2007年11月19 - 25日)

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