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| 法律絶対主義の疑問 | 兵庫県尼崎市 | 会社員 みゆき | 2007.07.10 |
安倍首相が、首相就任時に「美しい国へ」という本を出版された時、その内容をめぐって賛否両論はあったものの、安倍首相とはどういう人物であるのか、またどういう政治理論をもっているのか、自ら多くの方に知ってもらおうとしたその姿勢には、とても好感を持っておりました。
しかし、不幸にも閣僚による不正や失言が相次ぎ、安倍首相は、本来やりたかったことに注ぐべきエネルギーの半分以上を、想定外のことに削がれてしまったように感じます。
ただ、そうした想定外の問題・事件に対する安倍首相の言動を見ていると、身内保護・自己正当に長けた、今時(いまどき)の大人たちと大した差がないように思えてなりません。
赤城農相の事務所費の問題でも「法律上認められていることであり、悪いことでも何でもない」という見解を述べられていますが、果たして法律さえ守れば何をしても良く、説明責任も逃れられるのかという点において、疑問が残ります。
私は大学で法律を勉強しましたが、法律とは「人の"社会生活関係"において従うべきルールを定めたものである」と学びましたが、法律は、決して数理的な「〜である」という絶対の世界ではなく、「〜であるべき」というファジー色の強い世界だと思っています。
事実、一つの同じ案件に対し弁護士の見解が分かれることも珍しくありません。
法律は全て文字で表現されていますが、それを読む人間はアナログですので、その文面の解釈の仕方にズレが生じるのは当然です。
また、法律は人間の社会生活の全てのイベントを網羅しているわけではありませんから、あくまで最低限のルールという位置づけで捉えなければ、危険であると思います。
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