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"ヒィーッ!" トホホ 東 京 主 婦 亮太ママ 2013.12.04

幼稚園から帰ってきた息子の園バッグから弁当箱を取り出すと何やら重い。

(さては残したな〜)

フタをパカっと開けるとそこに茶色いかたまりが…。

ん?

よく見ると、なんと

そのかたまりは大きなカエルだったのです。

ヒィーッ!!

もう声にはならない悲鳴。

そのまま慌ててフタを閉め、「りょっ、りょーたぁー!!」

と叫ぶ私。

もう心臓はバクバク状態です。

一方の息子はと言うと、「な〜に?」といつも通りののんびりテンション。

「なにじゃない!、なんでお弁当箱にカエルが入ってるのっ!」

と今まで張り上げたこともないような大きな声で息子を叱りつけました。

すると息子はう〜んと考え、

「園庭の土を掘っていたらカエルが寝てた」

と答えにもなってない説明を。。。

「ちがうっ、なんでカエルを弁当箱に入れたのかってママは聞いてるのっ!」

間髪入れずに息子を問い詰めると、またう〜んと考え、

「ほかに入れるものがなかったから」と。。。

「お弁当箱は食べ物入れるものでしょ、カエル入れる入れ物じゃないでしょ!!」

すると、今度は上目づかいで舌を出し、テヘっと笑ったのです。

「ちっともおかしくない!ママ死んじゃうとこだったのよ!!」

そう言って弁当箱を息子に胸に押しつけ、

「いい、カエルさんは冬眠中だったんだから、元の土の中に埋めてらっしゃい!!」

と言いつけました。

もう、息子のやることは"有り得ないこと"のオンパレードです。

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